銀行が発行するデビットカードには個人向けと法人向けの二種類があり、それぞれ、付帯されているサービスが多少異なります。法人向けというのはその名の通り、会社で利用するために発行されるカードであり、所有…
デビットカードは必ず銀行口座と紐付いています。つまり、デビットカードを作るのであれば、必ず銀行口座が必要になります。クレジットカードも基本的には審査を申し込むときに、引き落とし用の銀行口座をカード…
クレジットカードの利点として、お金がないのに物を買えるという点を挙げる人は多いでしょう。お金がないというのはたまたま財布の中に入ってなかったというのではなく、給料日前などでもともとなかったというこ…
法人の中には、業務関係の支払いを現金ではなくカードで清算をしている所も少なくありません。カードでの支払いは大きな買い物をする時に多額の現金を持ち運ぶ労力、盗難などの被害に遭うリスクを軽減できるなど、数多くのメリットがあります。カードにはクレジット、デビットの2種類用意されていて、自身が設定した暗証番号の入力、サインなど手続きは基本的にどちらも変わりません。ただし、デビットカードは口座に金額以上の残高が残っていることが条件になります。一見するとクレジットの方が使いやすそうに思えますが、デビットならではの利点があります。 その一つがカードの会員であり続けるために必要となる年会費の支払いです。会社によって若干の違いはありますが、クレジットカードでは平均数千円、会員のクラスによっては数万円以上掛かってしまうケースも珍しくありません。デビットカードは大半の会社が年会費が掛からずに所有することが可能です。例え1年に1度の数千円の出費であっても、複数枚のカードを所有して支払いを積み重ねていけば、何十年後には大金になってしまいます。少しでも余分なコストを減らすことは会社を経営して行く上で欠かすことのできない努力です。
取引先への商品代金や従業員の個人口座への給料など、会社を経営していく上でお金のやり取りをする機会はけして少なくありません。通常こうした振込には指定した代金とは別に手数料が発生します。振込に掛かる手数料は利用している銀行やタイミングによって細かく違いますが、1回に数百円の出費は避けられません。通常同じ銀行同士であれば手数料が免除される仕組みとなっているため、従業員に支払う給料の口座を法人と同じにする会社も多くあります。しかし、取引先に振込をする場合は、自分達の都合を押し付けてメインバンクを揃えろなどと強要することはできません。 法人用でビットカードではこういったケースを想定して、規定の金額を超えるなどの条件を満たすことで振込手数料の割引や免除を受けられるサービスが用意されています。もちろん免除される回数には制限が設けられていますが、上手にこのサービスを活用すれば年間で5000円前後の出費を抑えることも可能です。日常的に振込作業が必要な会社にとってこの点は大きなメリットと言えます。銀行によってサービス内容が異なるので、事前に特徴をしっかりと把握して少しでも多くの恩恵が受けられる所を選ぶことが大切です。